開発の経緯

ゆるみ止め機能を必要とするナットは、高速道路・鉄道・車両・輸送機器など
振動の激しいところや、原子力発電所・ダム施設等の高い安全性が要求される
ところに使用され、幅広く社会の安全を支えています。

また、構造物は機能と機能、技術と技術を結びつける大切な締結部品として、
多数のボルト・ナットが使用されています。

しかし、1本のナットのゆるみから、ボルト・部材等が脱落し大きな事故に
つながる恐れがあります。
そのため、「ゆるまないナット」が必要です。

西日本高速道路エンジニアリング関西株式会社は、NEXCO西日本グループの一員として重要な社会基盤である高速道路の保全管理業務・コンサルタント業務・建設管理業務などを行っております。
高速道路の様々な道路構造物の点検を行っているなかで通行車両による振動や風などによる振動の影響で、「ボルト・ナットのゆるみ」が、多数発見されています。
そこで、「高速道路の100%の安全・安心」を確保するために
           「ゆるみ止めナット」の開発を行いました。

強力なゆるみ止め効果を発揮し、シングルナットタイプで通常ナットと同様な優れた作業性

         それが『NEWロックナット』です。